まず、「物語」とは
※「話を作るためのジャンルと世界観の決め方」がすぐ知りたい方はスクロールして飛ばしてください。
これを見ている方は物語(ストーリー)のある作品を考えていることでしょう。
では、少しだけ物語について考えてみたいと思います。
物語とは、「変化をつづっていくもの」だと思います。
「AによってBが変わってCになること」みたいな感じで、
例えば、「主人公Aの行動よって悪者が改心して世界が救われる」です。
どんな話であれ最初に決めないといけないものがあります。
今回は内容ではなく、その前段階の話なのでこの辺で次に行きましょう。
創作作品の話を構成する要素
先ほど例に上げた「主人公Aの行動よって悪者が改心して世界が救われる」ですが、
こうしたふんわりした内容からも創作作品は作ることが出来ますが、これだと話のざっくりした内容でしかありません。
話を構成する要素を分解してみましょう。
創作作品を構成する要素は以下です。
- ジャンル
- 舞台(場所)
- 世界観
- 話(ストーリーの内容)
- キャラクター
- 描写(文字やイラストによる描写)
どれか欠けているとそれは「物語」にはならないです。
話を伴わない別の何かです。
キャラクターが欠けているのはコンセプトアート、描写が欠けているのは漫才、
話が欠けているのは私の自創作です。
でも、もし欠けていてもそれはそれで一つの創作の形です。
文字もイラストも音楽も映像も表現の一部にしかすぎませんので。
それでは次から本題の「ジャンルと世界観の決め方」を説明します。
創作作品のジャンルと世界観の決め方
作品を構成する要素としてまず初めに決めたいのが下記です。
- ジャンル
- 舞台(場所)
- 世界観
順番に説明していきます。
ジャンルを決める
まず、ジャンルを決めます。
(舞台とジャンルどっちが先でもいいです。)
それか思い付いた創作アイデアから2つ出します。
学生×妖怪
ファンタジー×ほのぼの
学生×恋愛
のような感じです。
舞台を決める
次に舞台です。
時代:現代、未来、過去
場所:日本、海外、異世界など
特殊条件:タイムリープ、タイムスリップなど
舞台設定は大まかにこれくらいかと思います。
厳密な場所とかは後で自由に決めてください。
世界観を考える
上記設定をもとに世界観を考えます。
ジャンルの詳細や舞台を詰めつつ、属性を加えて世界観を決めていきます。
日本が舞台でも、「田舎」か「都会」か「未来の都会」とか厳密な場所を決めます。
学校内しか出てこないのであれば田舎か都会かは気にしなくてもいいかもです。
外の描写があったりする場合は決めたほうが良いでしょう。
次に具体的な決め方の例です。
例:創作作品のジャンルと世界観の決め方
まず、ジャンルと舞台を決めてみましょう。
どっちが先でも大丈夫です!
まずは無難に、
舞台が現代の日本で特殊条件なし(タイムリープなど)
ジャンルが学生×恋愛
なんだか普通なので属性を付け加えてみましょう。
私の自創作には「学生×恋愛」のジャンルのが2つあるのですが、
それぞれ
・推し
・負けヒロイン
という属性があります。
属性を加えることによって、少しありきたりではなくなってきましたね。
異世界系も決めてみます。
こちらも無難に
舞台が「時代不明の異世界で特殊条件なし (タイムリープなど) 」
ジャンルが「異世界 × 勇者」
属性が「ほのぼの×魔法」
異世界もので時代設定は作品によりけりかなと思います。
世界観は舞台、ジャンル、属性を決めた上で考えていく「設定」なので割愛します。
と、それっぽい感じに創作の世界観の大枠の作り方を書いてみましたがいかがでしょうか?
次は、実際に私がしている創作作品の作り方です。
私の実際の創作作品の作り方
私が実際にしている創作作品の作り方です。
作ろうとした時よりも自然に湧いてきたアイデアの方が良い作品になるかなと思います。
私の場合、考え事してたら突然降ってくる物なのでテーマから決めたりはしないです。
○○っていいよなあから始まったり、もし○○だったらから始まりまることが多いです。
たまにこれ描きたい!と思ってテーマ先に決めることもなくはないですが。
参考になる方は参考になるかもですね!
とにかくそんな感じです!
最後に
これは一つの私の考え方です。
人それぞれ合ったやり方があるので合うやり方を探しましょう。
以上、 「創作作品の話のジャンルと世界観の決め方」でした!
それでは良い創作ライフを!