アミューズメントメディア総合学院のアニメーション学科に通ってた話

約5年前の当時の話なのでだいぶ違うこともある可能性があります。

アミューズメントメディア総合学院とは

アミューズメントメディア総合学院(略してAMG)は、
アニメや漫画、ゲーム系 に特化した2年制の専門の学校です。
(※無認可のため厳密には専門学校ではありません。)

東京校と大阪校があり、アニメーション学科、キャラクターデザイン学科、声優学科、ゲームプログラマー学科など、アニメや漫画、ゲーム系の学科がそろっています。

名前長いので以下、AMGで統一します。

筆者について

東京校のアニメーション学科に通ってました!ちゃんと卒業してます。
千葉県出身で千葉に住んでいて、片道2時間くらいかけて通ってました。
よく2年通ったなと思います。

アニメーション学科の中でも2コースあるんですが、私は1年目にアニメーターコース、2年目は演出監督コースで勉強しました。分けあってコースを変えています。

アニメーターになりたくて入学したんですが、アニメーションの勉強をしていくうちに、「撮影」というポジションで使う映像制作ソフトのAfterEffectsというものの存在を知ってしまって映像の道に進みました。

マジで人生何があるかわかんないですね。
今では絵を描くのも映像作るのもどっちも好きです。

とこの記事はりあえず当時の話を書いています。
体験談として暖かい目で見ていただけますと幸いです。

HP見て見たのですが、学科の専攻コースが前と変わっていますね。
学費はパンフレットにしか載ってなくてわからないのでここには載せてないです。

アミューズメントメディア総合学院の資料請求・体験入学の申し込みはこちらです。
※東京と大阪でHPが違います。

東京校はこちら→AMG東京校
大阪校はこちら→AMG大阪校

とにかく今の学費とか授業の内容とか詳しく知るには資料請求・体験入学が一番です。
資料請求も体験入学も無料なのでたくさん見て回って検討してください。

AMGの場所は?

渋谷区の恵比寿にあります。
渋谷駅より恵比寿駅からの方が近いです。

最寄り駅が二つあり、渋谷駅があるので路線が多く大変アクセスが良いです。

AMGの校舎

声優学科とそれ以外って感じで建物が分かれていて2つあります。
同じ通りにあってほんとに少しだけ離れています。
ちなみに、資料請求の表紙とかよく見るのは声優学科以外の校舎です。
声優学科は生徒がめちゃくちゃいるらしいですが、それ以外はほとんど1クラスかと思います。
アニメーション学科は1クラスでした。

アニメーション学科(クラス)の雰囲気

年代によって変わるかもしれません。

私は高卒でそのままAMGに入学しました。
結構年代が幅広くて、高卒ですぐ専門の18歳組が半分ともう半分のくらいの方は年上でした。
大学でてから入学した方とか30過ぎの方もいたと思います。

年齢が離れている方が半数でしたが、同期なので和気あいあいとしていてそれなりにクラス全体で仲がとよかったです。

先輩後輩の交流は人によると思います。
私は全く交流がなかったです。

東京校と大阪校の交流はある?

ほぼないです。
授業で2回くらいリモートで繋いだ(講師メインなので会話してない)のと、東京に就活に来てる大阪校の人が学校に来たので少し挨拶したぐらいです。

アニメーション学科について

コースが2つあって、アニメーターコース演出監督コースがありました。
撮影と仕上げとかアニメ業界の職業はいろいろあるんですが、
アニメーターコース→アニメーター志望
演出監督コース →アニメーター以外志望それ以外
という区分けでした。

共通の授業

背景とデッサンとアニメーションの授業は共通でたまにコースで分かれて授業を受けました。

  • アニメ背景 →絵具使って簡単な風景の背景を描いたり、パースの勉強をしました。
  • デッサン → りんごとかなんか物やモデルのデッサンをしました。
  • アニメーション→原画と原画の間を描く動画の中割が多かったです。波とかキャラの振り向きとかにメーションを知るための物って感じでした。
  • 演出→絵コンテにかかわる仕事なので映画見たり画面の作りの話が多かったです。アニメも結局画面の作りの技術は映画と同じです。
  • 撮影と仕上げの授業→2年間の間に数回のみありました。

アニメーターコース

アニメーターコースでは作画と動画どちらも学びます。
原画の前のレイアウトで作画を勉強し、絵を動かす動きというかキャラクターに芝居をさせる動きを学びました。共通授業よりかなりレベルが高い本格的なものです。

動画を書く大変さと自分の画力の低さを思い知りました。
1秒間のアニメ作るのに8枚書くってかなりの労力…!

演出監督コース

演出監督コースでは主に演出を学びます。
共通の演出の授業とはまた別です。

紙のスキャンサイズとかなんか色々、制作の仕事の勉強をしました。

あと外の方を招いた講義があり貴重な話を聞けました。

制作はもちろん撮影志望の方はまだいいかと思いますが、仕上げ志望で演出監督コースってどうなの?って感じです。

アニメーション学科の教材

本として貰った教材は

  • アニメーションの教科書
  • アニメーション関係の本
  • デッサンの本2冊
  • aftereffectの初級本

です。

画材は

  • スケッチブック
  • 鉛筆
  • 鉛筆(デッサン用)
  • 色鉛筆(赤、青、緑の作画用)
  • 練り消し(デッサン用)
  • 消しゴム(多分)

あとアニメーション学科なので、トレース台と紙タップ(動画を描くための穴が空いた紙をまとめるタブ)とかをもらいました。

すべて学費に含まれているので職員室みたいなところで画材がもらい放題です。

アニメーション学科の講師の先生

アニメーション業界の人を全然知らずに入ったのと今でもあまり人に興味がないのでわからないのですが、講師陣の方はすごい方たちだと思います。

演出の講師の方は演出監督をやっておられる方だったり、作画監督とかまあまあな役職についている方もいます。

背景の講師の方は背景会社の社長でもあったと思います。

転科について

希望すれば2年目からアニメーション学科から他の学科に変更や、その逆など転科できるみたいです。
学校内で転科する人もいます。

私の代ではキャラクターデザイン学科からアニメーション学科に1人転科してきた子がいました。

余談:学校と関係ない私のエピソード

■マリオカート
恵比寿駅から向かって学校に行くすぐ手前の信号待ってたらマリオカートが通り過ぎていきました。
これが東京か…!と思いました。
現在は公道でマリオカートが走れないのである意味貴重な経験だったかもしれません。

■道聞かれるけど大体外国人
東京は観光で来ている外国人がその辺にいるので、
外国人に道を聞かれることがある。

なぜか私は人に道聞かれやすい体質なので2年間で2回も道を聞かれた。
千葉出身で通学してるだけで土地勘もないので正直、道を聞かないでほしい。

日本語ならまだよかったけどこの2回とも外国人に英語で話しかられて、
何言ってんのかさっぱりわかりませんでした。

英語が全くできない私が「I dont spake English.」も咄嗟に出ず言葉に詰まっていると、
「はぁ…」と呆れたポーズをとって何処かに行かれてことがありました。

現実で呆れたポーズ初めて見た!さすがアメリカン(笑)
じゃなくて、話しかけてきたのになんなんですか!
めちゃくちゃ納得いかない!思い出すたびモヤモヤします!

■ハチ公
渋谷といえばハチ公ですね。
せっかく渋谷に通っているので一度だけ見に行ったことがあります。
大きいと思っていたわけでもないですが、実際見て見るとハチ公の像って小さくて少しがっかりしました。
そんなことより人が多かったです。


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