創作にも役立つ、日本語における一人称の種類一覧です!
※方言はあまり加味していない内容となっております。
一般的な一人称
現代で使う一般的な一人称です。
僕(ぼく)
気がそこまで強くない穏やかな性格の男性が使う印象で、主に男性が使います。
女の子でも稀に使いますが一般的ではなくキャラクターとしては「ボクっ娘」というものになります。
俺(おれ)
気の強そうな男性が使う印象で、主に男性が使います。
おばあちゃんとかは一人称が「おれ」の場合があります。昔は男女問わず使っていたようです。私のおばあちゃんがそうでした。
私(わたし)
すごく一般的な女性の一人称です。
ビジネスの場では丁寧な一人称として男性も使います。
あたし
私(わたし)の変形です。気の強そうな女性の印象です。
○○(自分の名前)
自分の名前です。女の子に多く、子供から若い女性などが使います。
うち
関東では稀にいる程度で、女の子が使います。男の子も少しは使うかもしれません。
関西圏で使われるのでイントネーションが「う\ち」となり、「箸」と同じです。
この一人称を使用しているアニメなどのキャラ:名探偵コナンの遠山和葉
一般的な一人称の変形
俺の変形
おいら
アニメキャラがたまに使います。現実では「おら」よりは使わないと思います。
この一人称を使用しているアニメなどのキャラ:原神のパイモン
おら
地方の人は使ってるかもです。
この一人称を使用しているアニメなどのキャラ:クレヨンしんちゃんの野原しんのすけ
おれっち
アニメキャラでたまにいる。
私の変形
わたくし
「わたし」よりさらに丁寧で上品な言い方。
お嬢様のイメージです。
あーし
私(わたし)の変形である「あたし」の喋り言葉の変形です。
個人的に二次元のギャルの印象です。
わい
オタクやおじさん女子が使う印象です。
現実でも使う人は友達同士などの会話やネットの会話で使います。
わし
関東では使わないので老人の印象です。
その他一人称
○○ちゃんor○○君
自分の名前にちゃんまたは君をつけたものは小さな子供が使う時があります。
使うのは小学3年生くらいまででしょうか。
自分(じぶん)
関東では一人称として使うのが一般的です。
しかし、関西など他の地域では二人称として使うことがあります。
その他一人称
アニメや漫画でもキャラが濃くて少ないのでまとめて紹介します。
- 某(それがし)
- 拙僧(せっそう)←僧侶が使う
- 拙者(せっしゃ)←忍者が使う
- わっち
- 吾輩(わがはい)
- 余(よ)
- あちき
- 妾(わらわ)
二人称の記事はこちらです。
最後に
日本語の一人称めっちゃある笑
一次創作でもめっちゃキャラつけない限り、僕・俺・私の3つの普通の一人称使いますよね〜
普通の一人称だけでも3つあるのでどの一人称を使うかによって性格の違いを出せるかと思います。
この記事が参考になりましたら幸いです。
それでは良い創作ライフを!